みる・しる・つくる アニメーション・キット  
     
 
 
 
こどもたちにおくる映像体験
 
 
アニメーション・キット
 
     
  こどもの城AV事業部では、子どもたちが「アニメ」や「映像」を見たりつくったりして楽しむイベントやワークショップを、開館以来ずっと続けてきました。その内容をパッケージした教材が〈アニメーション・キット〉です。「映像」のふしぎに触れ、豊かな物語を楽しむ。そして子どもたちの「工作」や「科学」の興味を喚起する内容です。キット全体の構想および制作は、世界的に活躍しているアニメーション作家・山村浩二さんにお願いし、オリジナル・キャラクターの情趣あふれるアニメーションや、子どもたちが作りやすいように工夫を加えた工作用紙などが考案されました。内容物の文章などは、小学校4年生からを対象としておりますが、小さなお子さんでも、保護者の方がたや先生と一緒に見たり作ったりすれば、十分にお楽しみいただけます。
こどもの城アトリウム(1階)で販売しています。
 
     
 
つくるキット
 
     
 
 
●4つの映像おもちゃが作れる!
  かんたんなしかけで絵が動く、むかしむかしの映像おもちゃの工作型紙集。山村浩二さんが描いたカラー見本と自分で絵を描ける白い型紙がセットになっています。くわしい解説書付。
   
 
つくるキット 一般用価格 1,500円(税込)
 
     
  ●キットの映像おもちゃはこの4種類!  
 
 
「マジックロール」
  2つの絵でつくる、いちばん簡単なアニメ。ペンでこすると絵が動く!
 
   
 
「ソーマトロープ」
  オモテとウラに描いた絵が重なって見える不思議な円板。
 
   
 
「フェナキスティスコープ」
  スリットからのぞくと絵が動いて見える回転盤。
 
   
 
「ゾートロープ」
  スリットのあいたドラムに動画をセットして見る装置。
 
 
     
  【つくるキット】は、映像が動くしくみを体験する教材です(ボール紙製)。  
 
写真は組み立てた見本です。工作に必要な棒、ピン、輪ゴム、ノリなどは入っていませんので、別にご用意ください。
小さいお子さんがこのキットを作るときは、保護者の方がつきそい、ご一緒に行ってください。
 
     
 
みる・しる・つくるアニメーション・キット
 
     
 
みる・しる・つくるアニメーション・キット   山村浩二さんが作ったオリジナル・アニメーション『キップリングJr.』、『キッズキャッスル』、そしてドキュメンタリー『アニメーションのひみつ』、そしてアニメーションができるまでを楽しいイラストで解説した“ものしり読本”のデータを収録した「みるキット+しるキット」(DVD)が「つくるキット」とセットになっています。
 
     
 
一般視聴用DVD 3,000円(税込)
  収録している映像を個人的に視聴する目的でのみご利用になれます。
   
業務視聴用DVD 15,000円(税込)
  図書館でのご利用や、業務として第三者に対する上映を
無料で行う権利が含まれています。
 
     
 
みる+しるキット
 
 
DVDの内容:DVD-R記録、カラー30分、特典映像30分
 
     
 
  かわいいキャラクターたちが、ほのぼのとした物語をくりひろげます。
人形を特殊な方法で動画化する技法が駆使されています。
●音楽:シジジーズ
『キップリングJr.』(15分)
   
 
 
子どもの空想世界をアニメならではの視点で描いた作品。
ボイス・パフォーマンスによる楽しい音声も、この作品の見どころです。
●音楽:須藤隆
 
   
『キッズキャッスル』(5分)
 
 
  制作スタジオを訪れた子どもたちに、山村さんがアニメづくりのひみつを公開する、ドキュメント作品です。
●演出:横井万理
『アニメーションのひみつ』(10分)
   
 
     
  ●『特典映像』(30分)  
 
「キップリングJr.制作風景」(7分)
  キップリングJr.の人形制作の様子や、写真によるアニメーション素材撮影の様子を収録。山村浩二さんによる音声解説入り。
「アニメーション撮影スタジオ訪問」(24分)
  『キップリングJr.』、『キッズキャッスル』をはじめ、多くの山村作品の撮影が行われた秋吉スタジオを訪問。カメラマンの秋吉信幸さんが、アニメーション撮影スタンドを中心にフィルムでも撮影について解説。現在ではアニメーション撮影はコンピュータで行われているため、たいへん貴重な映像資料です。
「完成記念上映と展示風景」(2分)
  こどもの城での「アニメーション・キット完成記念上映」の様子。
 
 
     
 
しるキット
 
 
(静止画スライドショー/PDFデータも収録)
 
     
 
 
 
     
  イラストと制作風景の写真をおりまぜて、アニメーションができるまでを楽しく解説した画面で見る“ものしり読本”。
アニメ作家へのインタビューや、さまざまな映像装置の歴史も掲載しています。PDFデータはパソコンなどでご覧いただけます。
●監修:日本映像学会
 
     
  構想・制作 山村浩二 プロフィール
アニメーション作家。1964年、名古屋市生まれ。東京造形大学絵画科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授。現在までにさまざまな技法を駆使した短編アニメション作品を多数制作。子ども向けの短編やプロモーションビデオ、CMのアニメーション作品も多数。また、キャラクターデザイン、絵本なども数多く手がけている。
作品の多くは、その独自の世界観と優れた表現技術が世界で高く評価され、国内外のアニメーション映画祭で受賞。『頭山』(あたまやま)は、アメリカの第75回アカデミー賞・短編アニメーションの部門にノミネート。さらに世界最高峰のアヌシー・アニメーション映画祭(フランス)でグランプリを受賞した。
代表作◆『カロとピヨブプト』・『頭山』・『年をとった鰐』・『カフカ田舎医者』ほか
 
   
     
 
     
 
   
 
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